会計士の気まぐれ日記

ビジネスに関する有益な情報をお届けします。たまに思ったことを徒然なるままに書きます。

中国の発展スピードが凄まじいと思った話

僕には、大学時代に寝食を共にしたことがある中国人の友達がいます。

彼には無理を言って「この家に住ませてくれ」と頼み、つきっきりで英語を教わっていました。その経験が今の自分にもつながっているので、今でも感謝の気持ちがとぎれることはありません。

そんな彼と昨日飯を食いに行ったのですが、そこで中国の色々な話を聞いて、「中国ってこんなに発達してるんか!!」と思ったので、今日はその話を共有しようかなと思います。

 

 

 

 

 

現金を使う人なんていない

中国では、テンセントが提供するWeChatというSNSサービスが普及しており、基本的に中国人同士でのコミュニケーションはこのWeChatを通じて行われています。

日本でいうLINEのようなものですね。

そして、最近でこそLINE Payを使う人がちょっっとだけ出てきましたが、中国ではこのWeChatが展開する決済サービスをみんなが使っています。

だから、店に行っても現金を使う人がほとんどいない。みんなQRコードをかざすことにより、決済を行っています。

一人一人が、統一された決済用のQRコードを持っており、それを様々なサービスで利用することが可能なのだとか。

なので、アリババで買い物をしたり、ディディの配車サービスを利用したりするときも、そのQRコードを使うので、決済のためにいちいち情報を入力したりする手間がかからないそうです。

 

 

 

 

一方で、日本ではまだまだ現金社会の名残がたっぷりと存在していますよね。

コンビニで並んでいても、小銭をじゃらじゃら探している人がまだたくさんいます。

最近でこそ日本でも決済サービスが急速に拡大していますが、なぜこのような差があるのでしょうか?

これには、中国におけるクレジットカード社会の未発達という問題が関係しているそうです。

 

 

 

 

アメリカや日本では、もう何十年も前からクレジットカードが普及していました。

しかし、中国ではクレジットカード会社からの信用が低かったためか、普及率が非常に低かった。

ここで、「なんとか国民にとって決済を便利にすることができないか?」ということで、アリババといった会社が台頭してきたそうです。

ECサービスを通じて、店と客の間に入って、アリババが客の信用リスクを負担してあげることにより、店側としては信用リスクが下がるというメリット、顧客としては買い物が便利になるというメリットが生まれました。

つまり、クレジットカードが普及していなかったからこそ、電子決済サービスがここまで急速に発展したのではないか?と彼は言っていました。

 

 

 

 

なんとなく、顧客の信用リスクを負担してあげるってサービスは、日本でもちょいちょいあるのかな?と思いました。

最近でいうと、「CASH」というサービスで話題になった、光本さん率いる「バンク」が、「Travel Now」というサービスを発表しました。

これは簡単にいうと、「いま」お金がなくても、旅行することができるサービス。

いうたら、旅行商品をつけ払いで購入することができるサービスですね。

これも同様に、顧客の支払いリスクを、旅行代理店の間に入って運営側が負うようになっているサービスです。

今後もこういうサービスがどんどん増えるようになれば、「個人の信用リスク審査」というものが非常に重要になってきます。

中国ではこれが、個人のスコアリングという形で信用リスクが非常に明瞭化されているため、アリババも急成長することができたのだと言います。

日本でも個人の信用リスクが明瞭化されたら、こういった便利なサービスがもっと発達して、キャッシュレス社会に向けたスピードが加速されるのではないでしょうか。

 

 

 

 

サービスの多様化

中国では最新のサービスが流行りやすいとのことです。

みんな新しいものに対する順応がものすごく早いというか。

「ナニコレ面白そう!試してみよう」という人が非常に多い。

 

 

実際、北京のショッピングモールに行けば、ほとんどの駐車場にはEV自動車の充電器が備えられているとのことです。

街中を見回しても、テスラとかの電気自動車がばんばん走っている。

日本では電気自動車を見かけることはまだまだ少ないですが、北京や上海へ行けば非常に多くのEV自動車を見かけることができるそうです。

 

 

 

 

また、教育界においても同様です。

「Coursera(コーセラ)」というアプリをご存知でしょうか?

これはアメリカ発のサービスで、アプリやWeb上で様々な講義を受けることが可能で、テストや課題もあるそうです。

講義によって金額も変わるそうですが、何でもこの講義での成績がちゃんとした「Certification」となり、これを就職、転職アプリLinkedInとかに載せたりすることで、就職や転職の際に自分の能力をアピールすることが可能だそうです。

実際、Courseraで優秀な成績をとってたときのCertificationを持っている人は、就職時かなり有利になるそうです。

私も使ってみようと思いますが、中国人でこれを利用している人が非常に多くなっているとのこと。

日本人でこれを使っている人は私の周りで聞いたことがないので、やはり新サービスに対する順応スピードは速いですね。

 

 

 

 

 

また、こういった「モノを徹底的に使い、パクる」という風潮から、最近は「中国発で新しいモノを作る」という動きがあります。

例えばTikTokや荒野行動等、日本でもかなり流行っているサービスが中国発である、といったことが増えていますよね。

中国人の友達も、「学校を卒業して、新卒で就職という選択肢から、ゲーム実況で稼いだり、アプリ開発をやったりというこれまでになかった選択肢がどんどん出てきている」と言っていました。

もちろん成功するのはその中でほんの一握りですが、いかんせん中国は人口が多いため、たしかにそういった面白いことをやろうとして当たる人ができてくる確率は高い。

こういったところに、中国の発展スピードがえぐいことになっているヒントがありそうですね。

 

 

 

 

 

遅れをとっていることとは?

とはいえ、中国でも少し遅れをとっている分野があるとのこと。

それが、「フィットネス」です。

最近日本でもパーソナルトレーニングジムとか、ボクシングジムとかが流行ってきており、トレーニングをする人の数が増えてきています。

食生活やトレーニングのバランスを整えることで、自分の体型や体調をマネジメントする。

こういったサービスが中国ではまだまだ流行っていないそうです。

 

 

 

「何か新しいビジネスやろうかな?」と考えていらっしゃる方は、中国でパーソナルジムを展開する事業も検討されてみてはどうでしょうか?

RIZAPとかが進出する可能性もありますが。。。と思ったら、もう既に上海に進出しているそうですね。笑

さすがだ。。

 

 

 

 

 

 

みなさんも、中国へ行く際はこういった発展具合を視察してみると面白いのではないでしょうか。(彼曰く、中国人と一緒に行かないと中国はつまらないよ、とのことですが。。)

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。