宝くじ当選者が破産する仕組み②

前回の記事で、宝くじ当選者が破産していく仕組みを書いたので、今回は、宝くじに当たってから更に豊かになる方法を考えていきたいと思います。

 

 

まず、前回の記事では、宝くじ当選者が破産していく最大の理由が、資産を買っていないからと言いました。そして、多くの人が思っている高級住宅や高級車が、実は資産ではなく負債であることについても話しました。じゃあ、結局何が資産なの?という疑問が出てくるでしょう。

6億円のベストな使い道が何なのかを考える上で、まず資産が何なのか等を明らかにすることが不可欠です。そのため、以下では、資産にはどのような種類があって、どのような資産にどのようなスタイルの投資をすることで経済的果実を埋め出すのかを考えていきます。

 

 

前回もお話しした通り、資産とは、キャッシュインフローを生み出すものです。そして、そのキャッシュインフローの形態は、以下の2種類があります。

 

キャビタル・ゲイン

インカム・ゲイン

 

 

両者のどちらがいいかは一概に決め付けることはできません。また、キャピタル・ゲインかインカム・ゲインのどちらを狙っていくかで投資のスタイルも全く変わってきます。そしてそれぞれの特徴を簡単に述べると、

 

キャピタル・ゲイン→爆発力があるが、安定性はない

インカム・ゲイン→爆発力には欠けるが、安定している

 

ということになります。これはどういうことか。それぞれ簡単に説明してみます。

 

 

キャピタル・ゲイン

キャピタル・ゲインを生み出す取引には、主に以下のようなものがあります。

 

・株式トレード

オプション取引

商品先物取引

・FX

 

どちらかというと短期投資、もしくは投機といった属性が強いです。大きな特徴は、レバレッジをかけることができることです。例えば、100万円しか口座に入れていないのに、1,000万円分の取引ができたりするということです。具体的に例を挙げると、

 

①1ドル100円のときに100万円を口座に預け、レバレッジ10倍の取引をする

②1,000万円分の取引ができるので、10万ドルを買うことができる

③1ドル101円になったときに売ったら、売却価額は1,010万円なるから、差額の10万円を得ることができる

 

こんな感じで、一瞬にして投資額の10%の利益を得ることができます。10%の利益ですよ?かなり優良な不動産を購入しても、年間で利益率10%を獲得できれば大したもんです。この利益率を1日や2日で出すことができる可能性があります。つまり、短期間で大儲けできる可能性があるということです。これが爆発力があるという所以。

しかし、この投資スタイル、誰もがやってうまくいくのならみんなやっていますよね。でも現実は、簡単に儲けられると思って株のデイトレとかを初めて破産する人が後を絶たない。つまり、短期間で大儲けできる可能性はあるけど、その分リスクは高いというわけです。ローリスクハイリターンなんて上手い話はこの世には存在しないということを認識しなければなりません。

 

 

インカム・ゲイン

インカム・ゲインを生み出す取引には、主に以下のようなものがあります。

 

・株式の配当収入

・不動産の賃貸収入

・定期預金の利息収入

社債の利息収入

 

 

上記の取引は、キャビタル・ゲインを生み出すような短期売買取引とは違って基本的にレバレッジをかけることはできないという特徴があります。つまり、爆発的にお金が増えるといったことを狙うのは難しいということ。ただ、この投資スタイルは安定的な収益を期待することができます。不動産の投資したって、満室状態をキープすることができれば毎月家賃収入が安定的に入ってくるわけです。また、定期預金なんかは年利0.3%などとかなり利益率は低いものの、ほぼ確実に毎年入ってきます。つまり、ローリスクであることが大きなメリットです。

 

 

以上から、宝くじの当選金6億円の一番うまい使い道は、キャピタル・ゲイン狙いの短期投資にある程度の資金を投じ、そこで得られた利益をインカム・ゲイン狙いの長期投資資金としてまわしていくことだと思います。インカム・ゲインは元手となる資金が大きければ大きいほど、安定的に大きな収入を確保できるからです。同じ年間利益率10%といっても、元手が100万円しかないと年間10万円しか利益が得られないけど、元手が10億円あったらそれだけで1億円毎年入ってくることになります。

そのため、短期投資やビジネスでキャッシュインフローを得られるよう努力し、そこで得た利益を長期投資にシフトしていくことでリスクを下げながら収益を大きくしていくのが一番賢いのです。

そしたら、長期投資から生まれる利益を使って、旅行したり高級車を買ったりといった贅沢をしたとしても、金を安定的に生み出してくれる仕組みを既に作っているため、資金が尽きることはあまり考えられないでしょう。

 

 

 

ただし、ここでキーになってくるのは、投資やビジネスに関するスキルがなければうまく資金配分をしても意味がないということです。なぜなら、そういったスキルがないまま投資やビジネスを始めても、資金を溶かしてしまうだけで結局破産に近づくからです。そして、急に巨万の富を得た人は、そういったスキルが備わっていない可能性が高い。したがって、自分は宝くじが当選した場合のベストな使い道としてこう結論付けます。

 

①まず自己投資。投資やビジネスについて徹底的に学ぶ。そのための資金は潤沢にあるので、自己投資には惜しまない。

②ある程度のスキルがついたら、全て失っても大丈夫な金額で短期での投資やビジネスをする。そして、そこから生まれた利益と残った資金でインカム・ゲイン狙いの長期投資にお金をかける

③最後に、長期投資から生まれる果実で贅沢をする

 

 

 

自己投資が最優先、贅沢は最後。というところが破産する人の考えとは正反対なのでしょう。でも、おそらくこれがベストです。

 

 

上記の説明を受けて、皆様どう思われたでしょうか??それぞれの人で考え方は異なるでしょうし、何の資産にどの程度投資するかに関する正解なんてものは存在しません。ただ、せっかくなので自分ならこんな感じで使うだろうというのを紹介してみます。

自分の考える、ベストな使い道は以下の通りです。

 

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まず、6億円のうち1億円は、短期トレードの資金つまりキャピタル・ゲインを狙うための資金として配分します。これはリスクが高いためもちろん半減する可能性もありますが、大物に化ける可能性もあります。いずれにせよ、仮に全てを失っとしても総資金の17%程なので、致命的なダメージはくらいません。

 

 

次に、25%にあたる1億5000万円をビジネスの資金に使います。投資だけをしていても人生に潤いができるかと言われればそうではないかもしれないので、この資金を使って自ら価値を生み出し、多くの人に貢献できるようなビジネスを作ります。もちろん、ビジネスにしても、自分が大した付加価値を発揮することができなければ資金を溶かしてしまうことになるため、それなりにリスクは付きまといます。しかし、それでも自分の好きなことをやって誰かの役に立てるような事業をやりたいですね。

 

念のため、約8%にあたる5000万円は現金もしくは預金として保有します。これは完全にリスクヘッジのためです。もし他の投資金が全てなくなっても、まだ全然生きていくための余裕は残しておきたいものです。

 

 

そして、実に50%にあたる3億円は長期投資に使います。不動産や国債等、形はなんにせよ、安定的にキャッシュを生み出してくれる資産には投資するべきだと考えています。ちなみにこの資金には自己投資も含んでいます。価値の高い学びを得ようと思ったらそれなりに投資をしなければならないこともありますしね。自分のスキルアップは忘れないようにしたいものです。

そして、インカム・ゲインを使って旅行へ行ったり、美味いものを食べに行ったり、欲しい車を買ったり、趣味に時間をかけたりといったことをするのが理想的ですね。まあでも、自己投資に関しては今すぐにでも始めることができます。高い価値の情報に安価でアクセスできる時代ですからね今は。早いうちにこっそり種まきをしておいた方が、後でチャンスがやってきたときに活かすことができる確率も高まります。

 

 

とまあ、こんな感じで終わりにします。皆さんはどのような使い道がベストだと思いますか?

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。