自分の希少価値を見出す

今日は、ちょっと自己啓発的なことを書いていきたいと思います。


今日は短めなので、暇つぶしに読んでみてください。



世界には、共通する原則があります。
それは、みんなが必要とする希少なものほど、価値が高まる 、ということです。


これは、ビジネスにも、経済にも、そして人間にもあてはまります。
例えば、10年近く前にアップルがiPhoneを発売しました。
iPhoneは最近でこそ販売不振が取り沙汰されているものの、今でも単一ブランドとしてはスマホ市場で大きなシェアを持っています。
他にもっと安いスマホがあるにもかかわらず、です。


こんな高水準の価格設定でも多くの顧客を擁しているのは、みんなが必要としているものを取り揃えている唯一性があるスマホだからです。
Macと同期できるとか、操作が簡単とか、見た目がかっこいいとか、ウイルス面で安心とか・・・理由はいろいろあれど、iPhoneを買う人はそこになんらかの必要性を感じたからこそ、ある程度高い価格でも買うのです。



次に、経済の側面にもこの原則があてはまるかみてみましょう。
 

日本銀行は、日本に流通するお金の量を決めることができます。
最近ニュースを見ているとたまに目に入る金融緩和は、日銀が日本に出回るお金を増やすことですね。
基本的に、金融緩和をすると物の値段が上がります。
これは、日本に出回るお金の量が増えることによってお金の希少性が低くなり、お金の価値が減ってしまうからです。


で、お金の価値が減るっていうのはなかなかイメージできない人も多いんじゃないかなと思います。
自分の財布のなかに入っている1万円札が、5000円札になるわけではないですからね。笑
物の値段が変わることによってお金の価値が変動するのです。
50円で買えたハンバーガーが、100円でしか買えなくなったら、それは間接的にはお金の価値が減ったっていうことですよね


お金っていうのは結局なんなのかというと、何にでも交換できちゃう万能なものです。
日本だけじゃなくて、世界中の人が、円というお金に価値があると信じているから、自分たちはお金で何かを買えるのです。
売る側ももらったお金で次に何か自分が欲しいものを買えると信用しているからです。


じゃあ、不況でみんながお金を稼げなくなって、日本の90%の人が100万円以上の資産を持っていない状況になったとしましょう。
こんな状況では、1万円でも非常に価値があるものとなりますよね。


そんなときに、希少性のあるこの「お金」を1億円持っている人がいたとしましょう。
おそらく、その人はその希少性のあるお金でなんでも買えるようになりますよね。
これが、最初に行った原則が経済の面でも当てはまるということです。



それでは最後に、これが人間にも当てはまるのかということを考えてみましょう。




話を分かりやすくするために、人間の価値がその人の持っている資産と収入に比例すると考えてみましょう。


 工場に勤めているAさんと、世界中で注目されている最強のコンサルタントBさんがいたとしましょう。



Aさんの仕事は、工場のベルトコンベアに立ち、流れてくる箱にかまぼこを詰めるという仕事です。
この仕事は、みんなが必要とする仕事であることは間違いないです。
この仕事をする人がいなくなると、誰もかまぼこを食べることができなくなっちゃうからです。
かまぼこを食えなくても生きていけるやろという意見は、今はご自身のうちにとどめておいてください。
ただ、この仕事は基本的に誰でもできます。
だから、雇う側としてはここにお金をかけたくない。
結果的に、この仕事をするAさんの給料は、そこまで高くないものとなってしまいます。



逆に、Bさんの仕事は、企業を70%の確率で好業績化する仕事であるとしましょう。
70%もの確率で業績が良くなるのなら、世界中の企業がこぞってBさんにコンサルティングをしてほしいと言ってきます。
Bさんのような仕事をできる人は、世界中を見渡してもなかなかいません。また、他にもBさんに依頼をしたがる企業はいるのだから、企業はこぞってBさんに高価格を提示し、うちの面倒を見てくれと言ってきます。
結果的に、Bさんの給料、報酬はかなりの高水準となります。

 


このように、Bさんはみんなが必要とする希少な能力を持っているから、多くのお金を得ることができるのです。


逆に言えば、経済的に豊かな生活をしたいのであれば、みんなが必要とするけど自分にしかできないようなことを探し当てることが必要です。
だから、若いうちは色んな経験をし、考えながらよく働き、勉強をするのが必須です。
そうすることで自分の希少価値を磨いたり、自分の希少価値を発揮できることを見つけやすくなるからです。



そして、大概自分の希少価値を発揮できる分野ってのは、自分の好きなことに関係していることが多いです。
裏を返せば、好きでもない仕事の分野のなかで自分の希少価値を見出すのは難しいのです。



だから、経済的豊かさを求めるのであれば、まず自分の本当にやりたいことを見つけるのが近道かもしれません。
休日のぼーっとする時間を、やりたいことをやっている自分を妄想する時間に変えてみてもいいかも。




最後に、僕の好きなスティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業式での言葉で終わりたいと思います。


「The only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking, don't settle.」